施工図面をもとに、型枠の加工に必要な木材、金物を部位別(柱・壁・梁・階段)に拾い出し「加工図」を作成します。
練成工業株式会社の
型枠大工の仕事について紹介します。
型枠大工
仕事の流れ
1.拾い出し
2.加工
加工図をもとにベニヤや桟木を加工し型枠を製作します。
2025年5月にNC加工機を導入し、加工作業の負担を減らしています。
3.墨出し
建物の基準となる通り芯墨(親墨)から、型枠建込み位地(子墨)をコンクリート面に記します。
4.壁・柱建込み
建込み位置(子墨)に沿って加工済みの型枠を、
外壁→柱→内壁の順に建込みます。
5.梁架け
柱型枠が終われば、次に梁型枠を柱に架け渡します。
梁とは上からの荷重を支える部材のことです。
6.スラブ貼り
梁型枠が組み上がると、その梁と梁間に床や庇となるスラブ型枠を貼っていきます。
スラブとは鉄筋コンクリートで作られた床のことです。
7.階段組み立て
次に階段の型枠の組み立てをしていきます。
8.コンクリート打設
全ての型枠を組み上げて最後に締固めをし、コンクリートを流し込みます。
9.型枠解体
コンクリートの設計強度を確認したら、組んだ型枠を全て解体して片付けます。
練成工業の取り組み
練成工業株式会社は、新しい担い手確保のために手厚くサポートをしています!
仕事に必要な道具は全て支給し、資格を取得する為の費用も全額負担しています。
型枠大工未経験の方は富士教育訓練センターで2か月研修を受けることが出来て安心して学べます。その後、現場に行って先輩大工から個人に合わせた指導をしていきます。
給料としては「月給制」「月給日給制」を選べます。「月給制」では病気やケガなどで月に15日以下の出勤となった場合は基本給が保障されています。
練成工業株式会社は、社員が安心して仕事に取り組める環境を目指しています。
